山形産さくらんぼ最盛期を迎える 平年作だが不況に勝てず出荷量減 価格は1割安
サクランボ(桜桃)の出荷が最盛期を迎えている。主産地山形県の天童市、寒河江市、神町の三大地は早朝から東京など大消費地へ向け大量の出荷が続く。 今年の作柄は平年作とまずまずだが、出荷量はバブルの後遺症で約一割減という。価格もそれに連動したのか一割ほど安い。それでも良質品は一粒一〇〇円もするため、まだまだ高嶺の花。天童市などの出荷日は例年より約一週間遅い6月20日頃からで7月下旬までの約一ヵ月間が食べ頃。現在は生食用がほとんどで午前7時には市場でセリに。鮮