アルカントレーディング、「リーペリンソース」でキャンペーン、豪華なレシピブック進呈

英国のリーペリン(LEA&PERINS)ソース日本総輸入発売元・アルカントレーディング㈱(東京都港区赤坂一‐九‐二〇、03・3585・9151)は、今秋に「リーペリンソース」による豪華なレシピブック・プレゼントキャンペーンを実施するなど、拡販のための積極的なセールスプロモーションを展開する。同時に9月末から姉妹品として、「チリ&ガーリックソース」と「ガーリックソース」の二種を新発売する。

リーペリンは、日本では古くからなじまれたソースであり、これまでの単品販売に新製品も加わって、ブランドのボリューム感も一段とアップするだけに、店頭での盛り上がりが期待される。

リーペリンソースは、一八三五年に英国ウスターシャー地方でリー氏とペリン氏の二人が、インドのベンガル州の総督サンディーズ卿からヒントを得て作り出したウスターソースの第一号として誕生した話は有名である。日本へも明治の文明開化期に英国からC&Bカレー粉とともに輸入され、洋食普及の必須調味料として、また日本のソース業界草創期の製品製造のお手本的な存在の製品としても有名である。現在でも老舗的なレストランなどでは受け継がれて、本格調理用ソースとして肉料理、魚料理の下味付けやカレー、スープ、ステーキの仕上げ、あるいはソースやドレッシングのアクセントに使うなど固定ファンも多い。世界一五〇ヵ国以上に輸出されている英国を代表するソース。

商品特徴も厳選されたアンチョビー、エシャロット、ニンニク、タマランドを使用。アンチョビーは塩水に、ニンニクなどはモルトビネガーに漬け、二~三年寝かせ、十分熟成させてから調合。時間と手間をかけて作られているため味に独特の深みがあるうえ、それぞれのスパイスの個性がうまく調和されてのピリッとしたスパイシーな味と豊かな香味が特徴。

今秋のキャンペーン展開も日本のウスターソースと一味違った“ピリッとしたスパイシーな味”と“サラサラッとした液状”を前面に押し出してのメニュー提案を、量販店頭で積極的にアピールする予定。

具体的には、製品びんの口の方に四角形状のクラウンを添付、それにメニュー提案と「豪華レシピブック」(A5判サイズ・オールカラーの三二㌻)がもらえる応募券を付けて、直接消費者にアピールして効果を高めていきたいとしている。

使用提案もハンバーグの隠し味に、またケチャップと混ぜてスパイシーな上掛けソースとして、あるいはビネガー、マヨネーズなどとミックスしてポテトサラダの味付けに、カレーの仕上げに少量加えて、味のアクセントにといったところをポイントにしている。おもしろいところでは、レトルト時代のためか「リーペリンは、市販のレトルトカレーに直接かけるだけでも、味をグッとリッチにします」と、レトルト使用の業務店でも差別化のヒントになるような具体的な提案がある。「レシピブック」ではスープやブラディマリーなどのカクテル、鶏肉のカレーライス、ポテトサラダ、ハンバーグなど身近で簡単に出来る興味あるメニューが満載されている。

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