食肉・食肉加工品特集:定番品の価格競争激化 売場活性化提案に期待

 16年の上期は、WHO関連の食肉加工品に対するネガティブな報道の影響が尾を引いて、主力のハム・ソーセージが厳しい戦いを強いられた。下期からは回復傾向を示したが、定番商品の価格競争が激化し、全体的な単価が下落している。16年(1~12月)の食肉加工品生産数量は、前年比1.1%増の53万8841tと前年を上回った。17年の商戦は、即食・簡便商品としての需要は底堅いが、小売各社の価格訴求が強まっていることから、販売数量増に向けた売場活性化の提案が望まれている。(廣瀬嘉一)

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