パン粉特集:キーワードは“食感” 冷めてもサクサク、経時変化に強い商品開発進む

粉類 特集 2017.05.31 11533号 08面

 2016年のパン粉生産量は、前年比0.6%増の16万0221tとなり、5年連続で前年を上回った。外食、中食需要の伸長で、各社とも業務用向けが好調に推移した。外食は豚カツチェーン店が増加、SMの惣菜コーナーやCVSのカウンター周りでも、揚げ物メニューが充実している。パン粉の機能性も向上し、冷めてもサクッとした食感を保つ、経時変化に強いパン粉の開発が進んでいる。健康志向への対応では、吸油を抑えたり、糖質カットのパン粉も登場している。課題は家庭内需要の拡大だ。家庭におけるフライ調

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