昨年発売30周年を迎えた加熱式駅弁「あっちっちスチーム弁当」
◇日本鉄道構内営業中央会・沼本忠次事務局長が語る駅弁~小箱のワンダーランド小史~ 神戸市の淡路屋は、駅弁業界のイノベーションをけん引してきた名物事業者だ。創業以来、他社と一線を画した容器の導入や、冷たい弁当を温かく食べてもらうための技術開発など、常に時代の一歩先を行く事業展開を進めてきた。昨年で加熱式駅弁「あっちっちスチーム弁当」の発売から30周年、今年で名物の「ひっぱりだこ飯」の発売から20周年を迎え、さらなる「コトづくり」の展開を目指している。