関東チルドフーズ事業協同組合、湯気封じ結露防ぐそばゆで器「ユゲノン」開発
先端技術を駆使したオリジナル厨房機器を開発し、立ち食いそば店を展開している関東チルドフーズ事業協同組合(東京都世田谷区、03・5430・5558)は、厨房の灼熱地獄を解消した画期的なそばのゆで器「ユゲノン」を開発した=写真。
同機器は、ステンレス製で清潔感があり、電熱(電圧二〇〇V)を使用、ふたつきで二個のゆで釜を備え、水流を組み込んだことにより、沸騰前の湯で一時間に一四〇食のそば(一回のゆで時間二分三〇秒)をプロ顔負けの職人技でゆでることを可能にした。
また、ゆでる水槽にふたを付けたことで、厨房の灼熱地獄を解消し湯気を出さないことで結露が防げ、店内の傷みやカビなども防げることで、これまで出店できなかった場所でも営業が可能。夏は空調もよく効き、厨房内の温度調節も簡単にでき、湯気を出さない爽やかな環境は従業員の定着にも貢献している。湯気を閉じ込めたことで、今まで無駄に使われてきたエネルギーもカット、省エネ、格安の燃料費の快適な営業を可能にした。
すでに同機器を導入している店舗は、東京、埼玉、茨城県などにある。