20年以上続いたエヴァ缶の歴史…「人類補缶計画」も完結へ
エヴァンゲリオン劇場版の完結編となる「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開に先駆けて、UCC上島珈琲は「UCCミルクコーヒー缶250g(EVA2020)』(通称:エヴァ缶)6種類を20日に発売した。合わせて、限定グッズが合計1000人に当たるキャンペーンも展開している。
劇場版の完結記念に「歴代ミュージアム」
エヴァ缶のパッケージには、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に登場するキャラクターの描き下ろしがデザインされている。デザインは6種類あり、「アヤナミレイ(仮称)」、「式波・アスカ・ラングレー」、「碇シンジ」。「渚カヲル」、「真希波・マリ・イラストリアス」、「葛城ミサト、鈴原サクラ、赤木リツコ」となっている。
「人類補缶計画、完結。」と銘打ったキャンペーン「UCC MILK COFFEE EVANGELION Final Project」に合わせて、特設サイトでは、1997年から始まった歴代エヴァ缶を紹介する「歴代エヴァ缶ミュージアム」が、17日から公開されている。
エヴァ缶が生まれたのは、テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の作中に実際に「UCCミルクコーヒー」に類似した缶コーヒーが登場したことがきっかけ。それを見たUCC側がエヴァ缶のタイアップを提案したのだ。
最初のエヴァ缶は1997年に『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』が公開されたタイミングに発売された『UCCオリジナルエヴァンゲリオン缶250g』。
2代目として、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が公開された2007年には、『UCC COFFEE ミルク&コーヒー ヱヴァンゲリヲン 缶250g』を発売。こちらも1代目と同様ファンから大好評だった。
2009年の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、2012年の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開の際にもエヴァ缶は発売されている。
同作品の架空の都市「第3新東京市」は、神奈川県箱根町がモデルシティになっているということで、2009年と2011年に箱根タイアップのエヴァ缶もキャンペーン化された。
限定コラボグッズを抽選で
「UCC MILK COFFEE EVANGELION Final Project」第1弾として4月12日までツイッターキャンペーン「たまには甘くなっちゃエヴァ?」を実施した。
第2弾として、対象商品に貼付のキャンペーンシールに記載されたシリアルナンバーを集めて応募すると、オリジナルの「折りたたみコンテナ」「Tシャツ」「エヴァ缶イラスト全集」が抽選で合計1000人に当たるキャンペーンを展開している。