湖池屋、「ピンキー」復活 歯周の健康サポートで機能性表示食品に

菓子 ニュース 2020.10.30 12138号 03面

 湖池屋は、タブレット菓子「Pinky(ピンキー)」を復活させる。1997年発売の「ピンキー」は、「ハート型のタブレット」や愛くるしいキャラクターが支持され大ヒット商品となった。今回、新たに機能性を付加し、「乳酸菌LS1」を含有する機能性表示食品「Pinky FRESH(ピンキーフレッシュ)」=写真=に進化させ市場に投入する。26日から一部のコンビニエンスストアやドラッグストアで先行発売した。

 近年「人生100年時代」に向けて、健康で長生きするためには歯と口の健康が大事であると認識される人が増加。歯のトラブルを未然に防ぐ「予防歯科」の重要性が高まっている。こうした中、同社では100歳になってもスナック菓子をおいしく食べられる人生「スナック人生100年時代」の実現に向けて、「湖池屋ヘルスケア事業」を展開し、おいしさと健康を考えた取組みを行ってきた。

 今回、より多くの人に、気軽に手軽に口の健康を維持してほしいと考え、これまでタブレット菓子として親しまれてきた「ピンキー」のさわやかなおいしさはそのままに、新たに機能性を付加した、歯周サポートの機能性表示食品として開発した。

 同品は、乳酸菌を生きたまま「生菌」として含有しているため、基本の歯磨きの後などにかまずにゆっくりなめることで、乳酸菌が口のすみずみまで広がり、歯周の健康をサポートする。「乳酸菌LS1」は同社が日本プロバイオティクス学会の古賀泰裕理事長と共同で、口の健康に着目して研究を行った乳酸菌で、ヒトの口腔由来の乳酸菌(Lactobacillus salivarius TI2711株)。(青柳英明)

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