ソフトでできるリスク管理(100)CCPとOPRPの違い<11>精肉パックセンターの場合

2021.02.01 286号 74面
1 原料肉をスライサーのタンクに入れる前に、表面にアルコールを噴霧

1 原料肉をスライサーのタンクに入れる前に、表面にアルコールを噴霧

2 スライス肉をトレーに入れてからフィルムを巻くまでの間に時間がかかると肉の温度が上がる

2 スライス肉をトレーに入れてからフィルムを巻くまでの間に時間がかかると肉の温度が上がる

3 パックに時間がかかる製品の表面温度を1日3回程度測定

3 パックに時間がかかる製品の表面温度を1日3回程度測定

4 フィルムを巻くまでに時間がかかる場合は冷蔵庫に入れて待機

4 フィルムを巻くまでに時間がかかる場合は冷蔵庫に入れて待機

 今回は、精肉パックセンターでの汚染を防ぐ方法や、パック時の注意点について解説する。

 ●下処理からスライスまでに起こり得る汚染
 原料肉の内部は汚染されていないが、表面が汚染されていれば、この後のスライスに影響する。原料肉の小分け・整形といった下処理では、原料肉の表面の汚染が次第にまな板とナイフに蓄積される。まな板とナイフ、それに原料肉の表面が汚染されると、肉が最小になり最も

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