米国政府、日本産食品輸入規制を全廃
米国政府は現地時間の21日午後、東日本大震災福島第一原発事故から10年が経過後、すべての日本産食品に対する輸入規制を撤廃したと発表した。輸入停止としていた14県産、計100品目の輸入が解禁された。このタイミングでの米国の規制全廃については、科学的な安全性の根拠に基づく以外の理由は不明だが、退任する菅義偉総理の訪米や国連総会の開催に際し、政治判断が加味された可能性もありそうだ。
県別では、福島県産が最多でコメや牛肉など35品目、次いで野生の山菜や川魚などが重複する栃木県産の1