日本マーガリン工業会、JAS規格見直しで業界案申請へ 「融点」表示に幅を
日本マーガリン工業会は、食用加工油脂のJAS規格見直しについての業界案を農林水産省へ申請する。15日に開かれた理事会で同工業会の技術委員会が最終原案を報告し、その後の事前確認を経て内容を確定した。4規格のうち、マーガリン類、ショートニング、精製ラードについてはJISコードの改正のみとしたが、食用精製加工油脂については、近年の加工食品の開発状況を鑑み、「融点」の表示に幅を持たせる見直し案を盛り込んだ。食用精製加工油脂に求められるニーズの多様化を踏まえ、現行の整数値1点表示では