前川製作所、「首小肉取り機」商品化 人手不足対策に寄与

 前川製作所はチキン首小肉(せせり)処理装置「首小肉取り機」を商品化した=写真。11月から販売を開始しており、来年4月をめどに量産体制を整えていく。チキンの首周りの部位である首小肉は1羽当たり20~30gしか生産できず、非常に希少性が高い部位である。同社は1990年代から、もも、フロントハーフなど食鳥処理における加工ライン自動化・商品化を進めているが、首小肉ラインの自動化技術の開発には至っていなかった。
 一般的に各工場では複数人が首小肉ラインに従事し

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