中部有力食品卸、地場食材で独自商品 地域との絆で差別化
2025.11.10
【中部発】卸売業の基幹機能の中で近年、商品開発機能が大きなウエートを占めるようになってきた。川上、川下の情報が集まる卸だからできる、付加価値商品を開発・提供する事業モデルの構築は今や不可欠だ。ほとんどの小売業で買上点数や来店客数の改善が大きな課題とな…続きを読む
【中部】食品卸の昭和(愛知県稲沢市)は近年、オリジナル商品の開発を進めることで他社との差別化や商品力の強化を図っている。特にリカー部門では、オリジナル国産ウイスキー「ピュアモルトウイスキー日比野」を新たにラインアップに加えたことで、国産ウイスキーの高…続きを読む
昭和の2025年3月期は売上高が1323億8900万円(前年比2.4%増)、営業利益が1億2100万円(同45.3%減)、経常利益が5億4900万円(同8.7%減)、純利益が5億7100万円(同11.8%増)となった。業務用が好調なことや既存取引先の…続きを読む
●3温度帯を備え効率化 --今期の状況は。 青山 ここまでの売上げは、おおむね前年超えで推移している。引き続き、期末に向けてしっかりと積み上げていきたい。堅調な要因には、昨年と同様に業務用、外食店の回復などが挙げられる。取引先によってはコロナ禍前…続きを読む
昭和は10月22~23日、恒例の年末謝恩見本市を同社の稲沢配送センターで開催した。今回は「〆~しめていきましょうご一緒に!~」をテーマに食品メーカーなどが出展し、注力商品や新商品を提案。小売のバイヤーら約1400人が来場した。 同社の提案ブースでは…続きを読む