コーミ・25年3月期 50周年寄与も響くコスト増
2025.07.16
コーミの2025年3月期は売上高が前年比1.0%増の40億4600万円。増収には昨年誕生50周年を迎えた「こいくちソース」の各種販促企画が寄与した。一方、経常利益は同99.9%減、純損益は100万円の赤字となり厳しい結果となった。販売数量が前年を割っ…続きを読む
【中部】コーミは7月、愛知県豊橋市にソースを製造する新工場の建設をスタートする。投資額は42億円。老朽化する同県犬山市の犬山工場の設備・機能を移設して、2026年9月の操業開始を目指す。新工場では、犬山工場で生産している「デラックスこいくちソース」「…続きを読む
【中部】コーミは7月、愛知県豊橋市にソースを製造する新工場の建設を開始する。投資額は42億円。老朽化する同県犬山市の犬山工場の設備・機能を移設し、2026年9月の操業開始を目指す。(横山卓司) ※詳細は後日電子版にて掲載いたします。
●国産トマト収量減に危機感 【中部】加工用トマトはトマトケチャップの主原料だが、国産加工用トマトの生産量は全体の約5%しかないといわれている。その栽培のルーツが実は愛知県にある。愛知県加工用トマト拡大協議会は、国産および同県産加工用トマトの収量減に…続きを読む
コーミの25年3月期のソース部門売上高は前年比4%増で着地する見込みだ。主力商品の「こいくちソース」は誕生50周年のプロモーション、消費者キャンペーンが奏功し同4%増で推移。特にちびちゃん(160ml、300ml、500ml)が売上げに貢献した。同じ…続きを読む
【中部発】愛知県加工用トマト拡大協議会は、県産加工用トマトの収量減に危機感を持ち、機械化など効率的な収穫方法による増反に挑んでいる。愛知県は約120年前に国内で初めて加工用トマトが栽培された「発祥地」でかつては一大産地だったが、ピーク時に比べ生産者が…続きを読む