山星屋・猪社長 鍵は「多様性」に 躍進続ける菓子産業
2025.06.20
菓子卸大手の山星屋の猪忠孝社長は躍進を続ける菓子産業の要因を「多様性」にあると分析する。「日本の菓子産業は全国津々浦々の地域銘店メーカーから大手メーカーまで多彩で特筆性のある商品で構成されている。日本の産業の中でもまれなこの多様性こそが菓子産業の強み…続きを読む
卸3社と菓子メーカー4社らによる菓子物流改善委員会は、28年までに菓子業界全体の物量の50%をパレット物流化することを目指す。業界の全体最適化を前提にパレット物流に向けた標準化づくりを進める。5日、三菱食品本社で説明会を初めて開き、68社が出席した=…続きを読む
山星屋は23年度菓子卸業界で、唯一売上高3000億円超えを達成し、菓子卸首位の座を確固たるものにした。猪忠孝社長は、「小売業から評価される卸のポイントは規模の多寡ではなく、提供できる人材の質と機能だ。卸として小売業に自社の人材を通じてどのような機能を…続きを読む