マヨネーズ・ドレッシング特集2025
2025.02.26洋風調味料の中で最大の市場規模を持つマヨネーズ・ドレッシング。24年は前年の鶏卵高騰に伴うマヨネーズの値上げから一巡したことで、金額面の失速も懸念されたが、家庭用の通年販売額は前年比0.7%増の1521億円(本紙推計)となり、プラス基調をキープした。…続きを読む
ケンコーマヨネーズのマヨネーズ・ドレッシング類の今期9ヵ月累計売上げは、外食市場の伸長を背景に、好調だった上期の勢いを継続して前年を上回って推移している。特にドレッシング類は、野菜だけでなく肉類にも用途が広がっており、その汎用性に対する価値が高まって…続きを読む
理研ビタミンの家庭用ドレッシングは前年並み(4~12月)で推移。「リケンのノンオイル」シリーズは苦戦も、主力の「青じそ」で、唐揚げ、豚カツなどハイカロリーのギルティフードをあっさり食べられるという食べ方提案を若年層に訴求したマーケティング戦略が奏功し…続きを読む
エスエスケイフーズの今期(25年3月期)ここまでの売上高は24年10月以降、節約志向と野菜価格高騰の影響を受けやや停滞しているが、前年超えで推移している。そこで既存品リニューアルと新商品発売に注力。物価高で鈍化する販売数量の向上に取り組む。さらに4月…続きを読む
ブルドックソースの「&Bull-Dog」ブランドの「素材を味わうDRESSING」シリーズは、配荷率も首都圏中心から他エリアにも広がりをみせるなど順調に増え、好調を維持している。 同シリーズは、添加物(増粘材・甘味料・香料)不使用で、具材感たっぷり…続きを読む
味の素は「ピュアセレクト マヨネーズ」「同コクうま65%カロリーカット」の主力2品が成長を続けている。今3月期売上げも前年実績を超え、CMを中心に「とれたて3日以内の国産新鮮たまごだけ」を使う本価値を定着させた。強みにする原料の鮮度を旬の食材訴求も通…続きを読む
日清オイリオグループは主力の「日清ドレッシングダイエット」「日清アマニ油ドレッシング」「日清MCTマヨネーズソース」「同ドレッシングソース」、卵不使用の「日清マヨドレ」などを多彩に展開。24年度(12月まで)は野菜高騰の影響の中、物量で前年並みを維持…続きを読む
キユーピーの前期(24年11月期)の市販用調味料売上高は前年比5%増の775億円で着地した。このうちマヨネーズは手堅く微増、ドレッシングも前半戦の貯金と新商品・リニューアル商品効果で前年実績を上回った。 マヨネーズは23年の値上げ後の新価格が定着。…続きを読む
●上位アイテムが万能調味料化 20年代初頭まで長期にわたり安定成長軌道を保っていた家庭用ドレッシング。天候不順による野菜高の影響で需要が一時的に落ち込む場面もみられたが、生活者の旺盛な野菜摂取意向と家庭常備本数の拡大を追い風に、着実に市場規模を押し…続きを読む
●国産発売100周年で熱視線 24年の家庭用マヨネーズ総販売額は前年比1.5%増の670億円で着地した(本紙推計)。プラス成長は3年連続。ただし、24年とそれ以前とでは市場環境と増加要因が大きく異なっている。 マヨネーズは21~23年にかけて計4…続きを読む
洋風調味料の中で最大の市場規模を持つマヨネーズ・ドレッシング。24年は前年の鶏卵高騰に伴うマヨネーズの値上げから一巡したことで、金額面の失速も懸念されたが、家庭用の通年販売額は前年比0.7%増の1521億円(本紙推計)となり、プラス基調をキープした。…続きを読む