アサヒビール、「JO(ジョー)」ブランド2品種11日から全国新発売

嗜好飲料 1992.09.21 7432号 24面

《JOブランド2品を全国発売へ アサヒビール 》 アサヒビール㈱(東京都墨田区、03・5608・5126)は、本格シーズに向けて缶コーヒーの本格シーズンに向けて「JO(ジョー)」ブランドのラインアップを強化するため、飲みごたえをさらに追求した「JOワイルドジョー缶一九〇(愛称・赤ラベル)」と「JOオリジナルブレンドEX缶二五〇」の二品種を11日から全国で新発売した。

「JOワイルドジョー」は昨年発売された「JOクオリティブレンド」が、飲みごたえの中でも“豊かな味わい”をコンセプトにしているのに対して、“力強いコーヒー感”をコンセプトにした商品という。味は選び抜かれたコーヒー豆をぜいたくに使用、キリッとひきしまった味わいを特徴としている。「ワイルドジョー」は、パッケージがエネルギッシュな〈赤〉を基調にしており、「クオリティブレンド」の〈青ラベル〉に対し、〈赤ラベル〉の愛称で市場への浸透を図っていく。

〈赤ラベル〉のCMには松方弘樹を起用、力強い飲みごたえの世界をアピールする。好評の江口洋介の〈青ラベル〉のCMとともに話題性が期待できる。

「JOオリジナルブレンドEX」は、缶コーヒー市場の約四五%を占める二五〇㌘缶ユーザーの間でもより飲みごたえを求める声が高まっていることから、そのニーズに応えて開発した、というもの。中身は、「コーヒー」表示(内容量一〇〇㌘中コーヒー生豆換算五㌘以上のコーヒーを使用)とし、コーヒー、ミルク、甘さのそれぞれが調味したバランスのとれた缶コーヒー。パッケージは、メタリックゴールドを基調としたワンランク上の高級感訴求したデザインになっている。

小売価格はいずれも一缶一〇七円(消費税抜き)。

なお、同社の缶コーヒーの一層の盛り上げを図るため、消費者キャンペーンや全国規模での街頭サンプリングを実施、積極的な販促活動を展開する。

〈ワンポイント〉「JO」に青ラベルと赤ラベルが加わり、訴求効果を狙う商品。

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