パイオニアフーズ、自社ブランドの冷食「札幌コロッケ」市販用を3月から北海道で発売

調味料 1993.03.17 7512号 2面

《自社冷食「札幌コロッケ」市販用を発売 パイオニアフーズ 》 【札幌】㈱パイオニアフーズ㈱(北海道虻田郡京極町字京極一三八番一、0136・42・3131、岡本吉博社長)は、この3月から北海道地区で、自社ブランドの冷凍食品手造り風・荒くだきポテト「札幌コロッケ」(ビーフ&ポテト)市販用‐写真‐を本格的に新発売、テレビCMスポットも投入している。

同社は昨年から野菜、ビーフ、コーン、バレイショを原料に調理コロッケの生産に乗り出し、今年6~7月には新しい調理工場も完成する予定で、増産態勢を一段と整える。

この冷凍食品「札幌コロッケ」はビーフとポテトをミックスした手造り風“荒くだきポテト”(軽く潰したポテトの粒状)で、これまでにない新しいタイプの調理コロッケ。原材料は、バレイショ、玉ネギ、牛肉、砂糖、醤油、粒状植物性タンパク、みりん、食塩、香辛料、衣(パン粉、小麦粉、植物油脂)、調味料(アミノ酸)、衣の率は三五%。価格は内容量一八〇㌘(三個入り)小売二〇〇円。

同社の福井努専務は「伸びのあるコロッケの生産に力を注いでいきたい」という。特にビーフロッケは他社にない差別化商品だけに、市販用に向けたマーケット展開が注目される。

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