赤城フーズ、贈答用梅干「あかぎ百草梅」発売
赤城フーズ(株)(前橋市表町、0272・24・2341)は贈答用の梅干「あかぎ百草梅」を新発売した。赤城山の裾野の梅林で採れた「南高種」の梅を原料として、群馬の山野に自生する十数種の山野草をバランス良く配合、独自の技術で漬け込んだ。開発までに三年を要したが、山野草の穏やかな風味と自然塩のまろやかな塩味がほど良く調味した製品に仕上がり、昨年秋の発売以来、評判は上々だ。
原料の梅は土用の強い日差しで干し上げた最高級梅干。使用山野草はあかざ、あまちゃづる、いかりそう、おおばこ、くこ、くまざさ、くれ、げっけいじゅ、げんのしょうこ、しそ、すぎな、ちゃば、とうき、どくだみ、よもぎ。あくまで梅にこだわりながら、梅干の新しい魅力を引き出そうとした製品。
八〇〇g入りで四〇〇〇円。前橋市内の同社直営店と前橋西武で販売している。
同社の梅製品に関する技術はカリカリ梅の開発などで広く知られる。今回の「あかぎ百草梅」は五年前に開発した「長寿の梅」、三年前の「壬申の梅」に続くもの。