キッコーマン、値頃感とうまさ追求ワイン「マンズ・ターブル」3月から発売

酒類 1995.02.22 7833号 14面

キッコーマン(株)(東京都千代田区、03・3233・5511)は、リーズナブルな価格とおいしさを提案するマンズワインの新商品「マンズ・ターブル」を3月から全国に新発売する。「ターブル」とは、フランス語で「食卓」を意味しており、“毎日の食卓で、気軽に楽しんでいただきたい”との同社の願いを商品名にした。

特徴は(1)リーズナブルな価格と、おいしさを同時に追求した。そのため、国内、国外でワインをつくる際、現地にマンズワインの技術者を派遣、ブドウの原料から製造までを管理している。こうして作られた輸入ワインと国内産ワインをマンズワインの技術でブレンドした(2)わかりやすいワインを追求した。同社では、独自に消費者調査を実施。その結果から消費者は、わかりやすいネーミングとラベル表示を求めていることが判明、そこで商品名をマンズ・ターブル(食卓)と名付けた。また裏ラベルには、原料形態を表示してわかりやすいラベルになっている。

一昨年来のワイン環境の変化によって、七二〇ミリリットル(輸入ワインは七五〇ミリリットル)ワインは五〇〇円前後のいわゆる「ニュープライスゾーン」が広がってきている。また従来から同社では商品の品質を第一に商品開発を行ってきている。

同社では、このような市場の変化への対応と、同社の考えを同時に実現するために、安さだけでなく、愛飲者が納得して価値を認めてもらえる、おいしいワインづくりを目指している。そのひとつの提案が今回の「マンズ・ターブル」。

赤、白、ロゼ、いずれも七二〇ミリリットル一二本一ケース。希望卸売価格三六〇円、希望小売価格四八〇円(あくまでも参考価格)。

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