キリンビール中国支社、地域限定「広島じゃんけん〈生〉」発表記者会見

酒類 1995.05.15 7868号 3面

【広島】キリンビール(株)中国支社(広島市中区、082・248・5750)は、キリンビール地域限定商品としては第一二番目となる広島県限定ビールを新発売するが、発売に先立って、5月9日、「ホテルグランヴィア広島」で「キリン広島工場限定醸造ビール」発表記者会見を行った。

大川光雄中国支社長、北村勲平広島工場長、吉川和男中国支社営業部長、福田純子ビール事業本部商品企画部企画担当等が出席して、4月15日から5月8日の期間に実施したネーミング当てオープン懸賞「広島だけのキリン、当ててみんさい」、ビール「広島じゃけん〈生〉」を披露した。

【商品特性】「広島人の、広島の人による、広島人のためのビール」をテーマに開発した、広島県限定販売の生ビール。広島の気候や文化・風土を研究し、広島の嗜好に合わせて、うまみと後味のよさを両立させた広島ならではのうまさを実現した。味覚の特徴は、太田川の清流を使用してつくる「スッキリしたのどごし」。

【ネーミング】「広島だから、味わえる、広島だから、楽しめる」という広島ならではのビールであることを表現するため、覚えやすく親しみ深い方言を用い、広島への愛着をこめてキリン「広島じゃけん〈生〉」という思い切ったネーミングとした。

【パッケージデザイン】「広島に工場があるからこそ、広島にふさわしいビールをつくることができる」という思いを込め、キリン広島工場のイラストを中央に堂々とあしらい、基調となる白はすっきりとした味覚を表現している。

【広告キャラクター】イングリッシュDJの草分け的存在である小林克也と、ジャズ・ミュージシャンの坂田明を起用。広島出身の二人が、県内各地を巡り「すぐそこのキリンじゃけん」を合言葉に繰り広げるユーモラスな広告を通じて、キリン「広島じゃけん〈生〉」のうまさを明るく豪快に伝えていく等々の紹介が大川支社長、北村工場長からあり、その後の質疑応答では広島のうまいもの(食・酒)との共感を感じさせる、どこまでもこだわりの精神で強烈にアピールしていく、との言明もあり広島県人にとっては大きなプレゼントとなりそうである。

キリン「広島じゃけん〈生〉」《広島工場限定醸造》

▽容量および希望小売価格=大びん(六三三ミリリットル)三三〇円(びん保証金五円を含む)、中びん(五〇〇ミリリットル)二八〇円(同)、五〇〇ミリリットル缶二九五円、三五〇ミリリットル二二五円、以上いずれも参考価格▽アルコール度数=約五%▽味の特徴=「太田川の清流を使用した、すっきりしたのどごし」▽発売日=5月25日(木)▽発売地域=広島県▽販売予定数=約七〇万ケース(大びん換算)

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