エバラ食品、「新焼肉のたれ」など6種発売 好みの味に商品化

麺類 1996.03.01 8006号 7面

エバラ食品工業(株)(横浜市西区、045・314・0111)は、主力の「焼肉のたれ」の市場活性化を図るため2月23日から新焼肉のたれ「韓国風醤油味」「スパイスにんにく味」「ぽん酢味」(各一八〇g・小売参考価格一八〇円)と「新やきとりのたれ」(一九〇g・同一八〇円)「新生姜焼のたれ」(一八〇g・同一八〇円)「スタミナ焼のたれ」(一七五g・一八〇円)の計六種類を全国発売した。

同社は昭和42年に業界に先がけて「焼肉のたれ」を市場に導入。その後、高級化商品として「黄金の味」をヒットさせるなど市販用焼肉のたれのトップメーカー。

しかし、昨今は市場の成熟化、「すき焼のたれ」「しゃぶしゃぶのたれ」「ステーキソース」など周辺商品の攻勢、分散化もあり「たれ類」についても伸び率の鈍化がみられるようになってきた。

「新焼肉のたれ」の各商品群はこうした時代背景から、従来の甘口、中辛、辛口といった分類から、消費者が好みに合わせて選べるようにネーミングしている。

同社では、2月以降、テレビスポットの集中放映、マネキン派遣などによって認知度、購買意欲を高めるとともに今後は同シリーズ商品をたれ類のメーン商品として育成していく方針。

商品の概要・荷姿は次の通り。

「新焼肉のたれ・韓国風醤油味」=韓国産唐辛子とコチジャンを隠し味に使用。深いコクと香り高い本場韓国風の味わい。

「同・スパイスにんにく味」=すりニンニクと各種香辛料をたっぷり加え、深いコクと辛味の効いた大人向きの味。

「同・ぽん酢味」=柑橘果汁と和風だしをきかせ、どんな素材にも良く合うサッパリ味。各一八〇g×一二×一=一ケース。

「同・やきとりのたれ」=コクとうま味がアップ。新ボトルで使い易い。おつまみ、お弁当、パーティー、バーベキューに最適。一九〇g×一二×一=一ケース。

「同・生姜焼のたれ」=すりおろしショウガをふんだんに使用しているためフレッシュ感が違う。一八〇g×一二×一=一ケース。

「スタミナ焼のたれ」=赤味噌と白味噌をベースに香味野菜を使用。内臓肉特有の臭みが気にならない。めんどうなレバーの下処理も不要。フライパンで炒めて、からめるだけ。

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