丸成商事、新含気調理法加工の天津甘栗むき栗発売
丸成商事(株)(東京都練馬区、03・3994・5111、洪維成社長)は、天津甘栗のカラをとり新含気調理法で加工した新含気調理食品「むき栗・天津甘栗」(三種類)を10日から全国で新発売した。
「むき栗天津甘栗」は中国の燕山山脈産の完熟した栗を使用し、素材の風味や色、食感を保つために窒素ガスを充填したまま加熱殺菌調理をする新含気調理法を取り入れた画期的な商品。「むかない」「安い」「おいしい」を特徴としたスナック感覚で、またビールのつまみや栄養補給源に最適。
販売チャネルは全国の量販店をはじめ青果店、ドライブイン、観光地などキメ細かな売り方、販売ができるところからカラ付きよりも将来性があるとみている。商品概要は次の通り。
▽容量および価格=八〇g・小売三〇〇円、一〇〇g・同三五〇円、一四〇g・同五〇〇円▽賞味期限=一〇〇日間▽荷姿=一二個入×一ケース。砂糖、保存料、添加物は一切使用していない。
発売にあたり洪維成社長は「栗とかかわって二七年を迎えたが、当社自慢の細かいマーケット網を生かし栗取扱い年間総数量三〇〇〇tのうち、当面一〇〇〇t、金額にして一七億~一八億円の売上げを目標にしている。三年後には焼栗と逆転させ当社の主力商材に育てたい」と語っている。