独創の秘訣(5)アメリカ人の発想に学ぶ

2013.08.01 196号 09面

 学院博士課程を修了したら、助手にならないかと鈴木周一教授に誘われた。助手の籍が10月にならないと空かないので、横浜にあるパイロット・プラントでケーシングの製造試験に携わっていた。  8月になると鈴木教授から電話があり、アメリカへ留学しないかと言われた。英会話には自信がなかったし、心の準備もできていなかったので悩んでいたが、鈴木教授から再三留学を勧められたので決心した。留学先はイリノイ大学の農学部食品科学科に所属するバンサイド研究所の西田敏郎教授の研究