Close Up:栗田工業・ボイラ設備の水処理薬品をより安全なものに

2014.01.01 201号 72面
クリタイト(12kg 入りポリ容器)。「エコシャトル(R)」という独自に開発したリターナブル容器回収システムの下、他の製品ではポリ容器を洗浄して再利用するが、クリタイトだけは新缶を使用する

クリタイト(12kg 入りポリ容器)。「エコシャトル(R)」という独自に開発したリターナブル容器回収システムの下、他の製品ではポリ容器を洗浄して再利用するが、クリタイトだけは新缶を使用する

 工場にとって不可欠なボイラ設備。高温と高圧にさらされるその内部を静かに守り続ける存在がある。それが水処理薬品だ。装置から薬品、メンテナンスまで、「水」に関わる総合的な事業を展開する栗田工業は02年、より安全な水処理薬品を目指し、食品・食品添加物※だけを原料にした「クリタイト」を開発した。以来、このシリーズは食品産業界を中心にユーザーの支持を集め、現在もラインアップを着実に増やしている。開発関係者や工場の取材を通して、同社のこだわりを追った。  ※ここ

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