特集・フードディフェンスを考える:基調記事=「犯罪の機会」を与えない環境
2013年に発生した農薬混入事件をきっかけに、フードディフェンスに対応する食品工場が一気に増えた。ただ、どこまでやればよいのか分からない、ハードだけでは防げないといった声も多く、試行錯誤しながらできる範囲で取り組んでいるのが実情だ。 昨年10・11月号においてフードディフェンスの特集を企画し大きな反響が寄せられたことから、本年も「フードディフェンスを考える」と題し特集記事をお届けする。今回は、防犯のプロに「犯罪の機会」を与えない環境について解説して