特集・ノロウイルス対策2025:解説1=食品製造工程におけるノロウイルス対策

2025.11.01 343号 57面

 2022年以降、ノロウイルスが原因とされる食中毒は増加の傾向にあり、2024年のノロウイルス食中毒の件数は276件で、23年のおよそ1.7倍、25年10月1日に発表された食中毒統計資料の速報では既に320件発生している(厚生労働省発表)。安全な食を提供するためには、ノロウイルスによる食中毒のリスクを把握し、対応策を練る必要がある。そこでノロウイルスによる食中毒のリスクや食品工場の防止対策、感染拡大を防ぐための取り組みなどについて紹介する。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: 食品安全・衛生管理