FOCUS:低コストでHACCP 注目工場リポート グレア・飯塚平恒工場
グレア本社に隣接する飯塚平恒工場。近くに第2工場が11年から稼働を開始した
大野洋介氏
◇衛生レベルアップと生産性向上の一挙両得 HACCPの低コスト導入手法により、衛生管理のレベルアップとともに生産性向上を果たしたのは、福岡県の老舗菓子店・(株)さかえ屋グループの製造子会社であるグレア。10年3月、主要4工場のうち飯塚平恒工場で全国菓子工業組合連合会(全菓連)のHACCP対応菓子製品高度化基準の認定を受けた。ハード面の整備に加え、従業員教育などソフト面の充実も図り、クレーム減少をはじめ多くの効果を挙げている。