工場ルポ:養命酒製造・駒ヶ根工場 400年続く伝統の薬酒造りを最新設備と医薬品GMPで守る

2009.04.01 144号 30面
東京ドームなどの野球グランドが28個分入る広大な敷地。標高800mに位置し、敷地の約70%が森林という恵まれた環境にある駒ヶ根工場

東京ドームなどの野球グランドが28個分入る広大な敷地。標高800mに位置し、敷地の約70%が森林という恵まれた環境にある駒ヶ根工場

14種の生薬を浸漬タンクに入れるところ

14種の生薬を浸漬タンクに入れるところ

 ◆05年に健康の森がオープン年間約10万人が来訪  中央自動車道・駒ヶ根インターチェンジから約10分、中央アルプスの美しい山並みを背景に立地するのは、養命酒製造の駒ヶ根工場。「自然との調和」「伝統と科学の融合」を設計コンセプトに竣工された同工場は、1972年当時としてはまだ珍しかった見学コース併設型の先進工場だ。05年に記念館やショップ・カフェの複合施設「養命酒 健康の森」をオープンして以降、見学者はさらに増え、今では年間約10万人が訪れる。

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