無菌包装米飯が競争過熱 アイリスフーズ、事業展開本格化
山田次郎社長
低温で精米したコメを直接パックご飯のラインへ送り炊き上げるのが特徴
無菌包装米飯市場が活況を見せる中、今シーズンは一層競争が過熱しそうだ。アイリスオーヤマグループのアイリスフーズは今月、米飯事業を内製化し、本格的にスタートした。トップの佐藤食品工業をはじめとする大手4社でシェア9割を占める同市場。生活用品を中心に商品開発力を発揮するアイリスオーヤマグループの本格参入が、どのような影響を及ぼすか注目される。 一般的にパックご飯と呼ばれる同市場は、生活スタイルの変化に対応する形で需要が拡大している。16年は前年比6.2