東洋製罐GHD、現中計を中止し新中計を策定 経営戦略とCSR一体化の事業運営へ
中井隆夫社長
東洋製罐グループホールディングス(GHD)は18年度、現在進行中の第4次中計を中止し、20年度までの第5次中計を策定する。環境変化や公明正大な経営路線への移行を目的とするもので、5月中旬に全体像を公表する。同社では今期、国内外での環境変化の影響を受け、約510億円の特別損失を計上、11年以来となる赤字決算を見込む。また、かねて進めてきたホッカンホールディングス(HD)との統合計画も早期実現は難しい状況で、経営戦略とCSRを一体化した事業運営への変革を図る。