拓殖大学商学部教授で流通経済研究所理事を務める根本重之教授は6日、東京・秋葉原で開かれた日本食糧新聞社主催の食品産業文化振興会で、「消費と流通の今を捉え、先を読む2017」のテーマで講演し、「消費流通の展望と課題は、ディープな高齢社会の開幕に対して、高齢市場への対応レベルの上昇と若年層へのアプローチ。そして、ITの普及と活用による生産性の向上にある」と語った。 根本教授は、65歳以降の前期高齢者と75歳以降の後期高齢者の市場に加えて、85歳以上を想
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