スナックミー、本場・ドイツ基準のバウムクーヘンをオンラインショップで販売

菓子 ニュース 2019.05.27 11881号 05面

おやつのサブスクリプションサービス「snaq.me」を運営するスナックミーは21日から数量限定で、バウムクーヘンの本場ドイツの国立ドイツ菓子協会が定めた厳密な基準に基づく「『ホンモノ』のバウムクーヘン」=写真=をオンラインショップで販売を開始した。

同社では、商品の原点に可能な限り立ち返り、素材本来の味を生かしたおやつの開発に取り組んできた。過去には市販品では、珍しいくず米を使用していないおかきや本わらび粉を100%使用のわらびもちなどを販売。今回はドイツの厳格な基準を満たしたバウムクーヘンを販売する。

バウムクーヘンの本場であるドイツには「国立ドイツ菓子協会」という団体があり、この団体が認める条件を満たすことができないと「バウムクーヘン」として商品を販売することができない。その条件とは(1)油脂はバターしか使用しない(2)ベーキングパウダーを使用しない(3)バター、小麦、砂糖1に対して、卵を2とすること(4)添加物を使用しない–の4点。この条件を満たしたバウムクーヘンを日本国内で販売することは、賞味期限や設備の問題で難しく日本ではあまり出回っていない。

同社では、バイヤーが1年以上交渉した結果、石川県にある大正2年から続くバウムクーヘン専門店「メルヘン日進堂」の協力を受けることに成功した。

一般販売前に、ホンモノのバウムクーヘンを同社のおやつサブスクリプションサービス「snaq.me」の会員限定で販売したところ完売するなど好評を得た。今回、より多くの人に質の高いホンモノのバウムクーヘンを味わってもらいたいというバイヤーの思いから数量限定で販売を開始することになった。14cmホールサイズ2個で価格は2600円(税込み・送料無料)。オンラインショップ(https://realfood.jp/baumlp)で注文可能。(青柳英明)

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