左から安田憲正氏、盛田淳夫副会長、飯島延浩会長、細貝正統副会長
24年の製パン業界は労働力不足、物流2024年問題などの諸課題への対応を急ぐ。16日、東京都内で開催された日本パン工業会会見で飯島延浩会長は「労働力不足は切実な問題」とした上で、人材が集まらない問題に加え、離職も課題であるとの認識を示した。社員教育の充実や定年後の継続雇用、中途採用の拡大、さらには働きやすく安全な勤務体制・作業環境を確立することで労働力不足の解消につなげる意向だ。盛田淳夫副会長(敷島製パン社長)は物流2024年問題に触れ、パン業界長年の慣習である「一日2回配