農水省と自民党、思惑が錯綜 GAP、HACCP、JAS規格など検討開始

総合 ニュース 2017.04.21 11515号 02面

 自民党の農林水産業骨太方針実行プロジェクトチーム(PT)は14日から、適正農業規範(GAP)、HACCP、JASなど食品安全・持続可能性に関する規格・認証・知的財産について検討を始めた。生産現場からの疑問をもとに早急な対策を求める議員らと、将来をにらんで日本発の制度の充実を狙う農水省の思惑が交錯した。西川公也農林・食料戦略調査会長が会合の締めとして「議員からは細かい意見が出るばかりなので、農林水産省としての将来の姿を案として示してほしい」と強く要望した。規格などの検討は5月

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