ごま、健康志向で需要増 16年中国輸入量、過去最高見込む

農産加工 ニュース 2016.12.02 11450号 01面

 健康志向を背景に、世界のごま需要が増加している。14/15年の世界のごま生産量は458万5000t、貿易量は190万7000tとなり、日本は昨年18万5000tを輸入した。最大の輸入国である中国は過去最高の80万6000tを輸入、今年は90万~100万tの輸入量を見込む。日本はごまに対して農薬の基準値を設定しておらず、厳しい一律基準を適用している。そのような理由から、日本は国際市場において中国に買い負けている現状がある。(三井伶子)

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