がんばる中小飲料特集:主要各社動向=坂本香料
◆果実本来のおいしさを 坂本香料は、香酸柑橘系を中心とした国産果実フレーバーの提案を行っている。果実本来のおいしさを“季節感”や“旬”を意識して、提案する(表)ことで、商品のバラエティー化を図る。一時期の需要の増加で、供給が不足気味だった国産のユズ果汁も、生産者の尽力で数量・価格ともに安定する方向に向かっている。沖縄のシークワーサーもここ数年安定し、その清涼感から居酒屋メニューの定番アイテムへと成長している。同社はストレート果汁と長年携わってきた香