地域の食景色:にしのみや「宮水まつり」 宮水へ感謝の思い新たに

酒類 ニュース 2024.10.16 12838号 03面
神事で井戸から宮水をくみ出す宮水娘

神事で井戸から宮水をくみ出す宮水娘

 【関西】「にしのみや『宮水』まつり」(同まつり実行委員会主催)が5日、兵庫県西宮市の宮水記念碑前特設会場で開催された。昨年と同様に規模を縮小しての開催となったが、出席した灘五郷の酒造関係者らが、灘の酒造りには欠かせない宮水への感謝の思いを新たにした。
 「宮水まつり」は、今年で36回目を迎えた。1800年代に山邑太左衛門が宮水を発見して以来、灘の酒造りになくてはならない宮水を広く周知することと併せ、水資源の保全への協力を願うことを目的に実施している。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら