味の素冷凍食品・第1四半期 事業構造強化進む 付加価値品が伸長
黒崎正吉社長
下保寛専務執行役員
味の素冷凍食品は8日、21年度第1四半期の業績について明らかにした。国内冷凍食品事業の売上高は前年比1%増の254億円、粗利(GP)率は同1.1%増、事業利益(BP)は同4億円減の21億円となった。高付加価値商品が伸長したことなどがGP率向上に寄与。またマーケティング投資を積極化したことでBPは減少したものの、19年度比では5億円増となっており、「事業構造強化は着実に進んでいる」(黒崎正吉社長)と自信を示した。
売上げの内訳は、家庭用が前年比4%増