JFPPA、薬用機能性植物セミナー開催 オタネニンジン期待 国産化へ栽培課題共有
渡辺均JFPPA理事長
日本薬用機能性植物推進機構(JFPPA)は3月16日、第5回薬用機能性植物セミナーを東京都内で4年ぶりにリアル開催した。薬用作物のオタネニンジンを中心テーマに各識者が講演。国産化を進めるためには、種苗の安定的な生産・供給、栽培の省力化技術、収穫までの収益確保策、業種を超えた生産者の連携などの課題を共有しつつ、オタネニンジン市場の拡大に期待を込めた。
オタネニンジンは、江戸時代に国産品が盛んに栽培されたが、西洋医学の興隆に伴い衰退し、その担い手不足が