工場訪問:マルハニチロ釧路工場 歴史と技術で缶詰生産 原料調達の優位性生かす

水産加工 ニュース 2024.10.09 12835号 10面
澤田直人工場長

澤田直人工場長

原料となる新鮮なイワシ

原料となる新鮮なイワシ

社員一丸となって安全で質の高い缶詰を製造している

社員一丸となって安全で質の高い缶詰を製造している

釧路工場の外観

釧路工場の外観

 特別天然記念物のタンチョウで名高い北海道釧路の空港から約30分、漁獲高日本一(23年漁獲量18.9万t)の釧路港を臨む自然豊かな場所にマルハニチロ北日本の釧路工場がある。道東に位置する釧路は昆布やサケ、イワシなどの水産資源豊かな漁場を有している。23年、マルハニチロ北日本の主要品生産数量は、イワシ缶36万2000、サケ水煮7万8000、さんま蒲焼5万4000ケースなど缶詰だけで年間約1億缶製造。そのうち釧路工場は約27%に当たる2700万缶を生産する。原料調達の優位性を持つ

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