イタリアの大手量販店でもクリーンラベルがコーナー化
米国とEU圏諸国を中心にここ数年、特に若い世代が中心となって食の新たな潮流が形成されている。それが“Clean Label”(クリーンラベル)と呼ばれるムーブメントだ。公的に明確な定義付けはされておらず、狭義の意味では「食品の原材料に関して、シンプルで分かりやすい表示をすること。同時に、人工的・化学的な合成原料・添加物の不使用を表す場合もある」と解されている。この新潮流、食のカウンターカルチャーとして定着するのか。海外市場に詳しい識者の話からひもとき、国内メーカーや小売企業