新潮流クリーンラベル(上)米欧で市場急成長 食のカウンターカルチャーか

連載 総合 2017.11.27 11624号 01面
イタリアの大手量販店でもクリーンラベルがコーナー化

イタリアの大手量販店でもクリーンラベルがコーナー化

道畑美希氏

道畑美希氏

 米国とEU圏諸国を中心にここ数年、特に若い世代が中心となって食の新たな潮流が形成されている。それが“Clean Label”(クリーンラベル)と呼ばれるムーブメントだ。公的に明確な定義付けはされておらず、狭義の意味では「食品の原材料に関して、シンプルで分かりやすい表示をすること。同時に、人工的・化学的な合成原料・添加物の不使用を表す場合もある」と解されている。この新潮流、食のカウンターカルチャーとして定着するのか。海外市場に詳しい識者の話からひもとき、国内メーカーや小売企業

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