厚労省、ゲノム編集魚主題に調査会
厚生労働省は10日、「遺伝子組換え食品等調査会」を開き、今後の届け出が予想されるゲノム編集魚に関して、農作物など植物との違いや食品衛生法上の取り扱いについて委員に説明を行った。マダイ・トラフグ・マグロ・マサバなどで食用を前提とした研究開発が進んでおり、届け出申請があった場合の審査のポイントや、申請を行う企業などが理解すべき資料作成の際の留意点などを整理した。同調査会で魚のゲノム編集をテーマに取り上げたのは初めて。
調査会の委員は国立研究所員や大学教