食料自給率 22年度38%、生産額最低に
農林水産省が7日発表した22年度のカロリーベース食料自給率は、前年度と同じく38%だった。小数点込みでは37.64%で、同年の37.99%から微減。低下の要因として、前年は豊作だった国産小麦が平年並みの単収へと減少し、サバやカツオなど魚介類の生産額も減少した。一方、原料の多くを海外に頼る油脂類の消費が物価高の影響もあり減少し、輸入量が減ったため自給率押し上げに寄与した。
輸入を含む食料生産額ベースの自給率は、前年度より5ポイント低い58%となり、6
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