農水省、価格形成を来年法制化へ

総合 ニュース 2024.06.17 12773号 01面

 農林水産省は、食料生産過程のコスト変動を適切に反映できる価格形成の仕組みについて、来年中の法制度化を目指す。現時点で、加工食品では牛乳・豆腐・納豆・コンニャク・茶を、1次産品ではコメ・大豆・小麦・野菜類・食肉・鶏卵を対象とする方向で検討中。同省の「適正な価格形成に関する協議会」の場で、引き続き具体策を話し合う。12日、首相官邸で開催された「食料安定供給・農林水産業基盤強化本部」で坂本哲志農相が表明した。
 坂本農相は会合の席で、農林水産業の所得向上に

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