下期食品、景況見通し悪化 3業種がマイナス圏 日本公庫調査
日本政策金融公庫(日本公庫)が7月に調べた食品産業動向調査によると、24年下半期の景況見通し(DI値)は-3.6と、上半期実績の+3.2から6.8ポイント低下した。業種別では卸売業が-9.8、小売業が同2.5、製造業が同2.1といずれもマイナス圏へ低下しており、依然として根強い消費者の節約志向や秋口からの値上げラッシュを背景に、企業収益への悪影響に対する警戒感が増している。3日公表した。
ただ調査後の8月から急激な円高に振れており、その後の見通しは