山城繁樹社長
山忠は昨年、創業70周年を迎えた。国内ヒジキ取扱量は全国トップとなった。同社は1947(昭和22)年、いりこやちりめんの海産物の販売からスタートした。豊後水道に面する佐伯市は「佐伯の殿様浦で持つ」といわれ、豊富な海産物に恵まれた。 現在の主力商材となるヒジキや青海苔の産地で、1952(昭和27)年、この製造を開始したのが海藻メーカーとしての出発点だった。73(昭和48)年、糸ワカメを商品化し、乾物の歴史を変えた。 乾物は戻
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