ウォルマートの10年1月期業績分析 売上げ低迷も利益増加実現
◆既存店売上げ、初の前年割れ 純利益率3.5%にアップ ウォルマートストアーズ(アーカンソー州ベントンビル、以下ウォルマート)は3月30日、10年度年次財務報告書をSEC(米国証券取引委員会)に提出した。それによると、売上げ伸び率は横ばいだったが純利益は7%増加した。米国でのグロサリーの売上構成比は初めて50%を超え、前年比既存店売上げは同社史上初めてマイナスだった。「インターナショナル(米国外)」の売上げは初めて1000億ドルを超えた。