昨年の「アグロ・イノベーション」展示。「地域とともに儲かる農業」を訴える
農産商品の品質・価値向上が問われる中、流通最大手のイオンは農産売場の構築にどのような方向性を目指しているのか。生産者にとって付加価値のある商品でも顧客にとってはそうでないケースもある。顧客満足と地域農業活活性化の両方を実現する、中間の流通業者の使命を考えた時、課題は情報・データのフィードバックにありそうだ。イオンリテール食品商品企画本部農産商品部・室井英男部長に2014年の方向、課題、さらに未来への展望を聞いた。(石井美小夜)