備える 10%消費税(6)コンビニエンスストア 夏季の天候不順響く 時間節約派へ対応強化

小売 連載 2015.04.27 11172号 01面

 コンビニエンスストア(CVS)は、食品の売上比率が高い上に、即食性のファストフード(FF)主力であることから、消費税率8%による駆け込み需要とその反動減は他業態に比べ軽微だった。それより14年夏季の天候不順が響いた。一方で増税後の節約志向の強まりで、食品スーパー(SM)から奪った女性・高齢者の逆流現象が起こっている。消費税率10%をにらみ、“お金”ではなく“時間”節約への対応強化でCVSの強みを磨く。  日本フランチャイズチェーン協会(JFA)のCV

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